院内紹介

ABOUT

ごあいさつ

小出歯科医院院長

小出歯科は開業以来40年以上「人にやさしい歯科医院」をモットーに、日々診察をしております。

スタッフ全員が患者さんの状態を真摯に考え、真心をもって対応しプロフェッショナルとして治療に取り組むことを心がけております。

一般的な歯科医院での診察に加え、口腔外科医としての知識を生かし、医療技術・最新機器も積極的に取り入れ、より患者さんの負担を減らす心がけをして、より良い治療を日々研鑽しています。

また、インプラント・矯正・ホワイトニングなどの治療にも力をいれ、矯正審美インプラントセンター長を歴任しております。

更に、生涯において、口腔ケアの重要性を感じ、訪問看護事業も展開しております。

健康と口腔ケアは密接に関係しており、住み慣れた地域やご家庭で自宅療養を受けて頂く事により、少しでもご利用者様の心身の状況や環境を把握し、皆様が安心して生活できるお役に立てるような、アットホームな歯科医院を目指していきます。

心地よいくつろげる空間をご用意しておりますので、皆様のご来院を院長・スタッフ一同心よりお待ちしております。

近隣への歯科検診:学校歯科医、成美、城山台小学校
河崎会 看護学校 講師

施設基準

小出歯科は「施設基準」をクリアした歯科医院です。

小出歯科クリニックは厚生労働省が認可する、『歯科外来環境体制加算』の施設基準をクリアしています。

この基準は、患者様に安心して歯科診療を受けていただくために、院内感染予防などの、外来環境の整備に取り組んでいる医院に認められるものです。

施設基準とは

  • 医療機器を患者様毎の交換や、洗浄・滅菌処置を徹底する等、十分な院内感染対策をしている。
  • 感染症(B型肝炎・C型肝炎・エイズ等)の患者様の診療において、チェアーの確保、滅菌・消毒を徹底している。
  • 歯の切削や、義歯、歯のかぶせ物の調整時に、飛散する物質を吸引する吸引装置を設置している(口腔外バキューム等)
  • 緊急時の対応が可能な医療機器(AED、酸素ボンベ、酸素マスク、血圧計、パルスオキシメーター、歯科用吸引装置、救急蘇生セット)を設置している。
  • 所定の研修を修了した歯科医師が配置されている。
  • 歯科衛生士が配置されている。
  • 診療時、緊急事態が起こった場合に、医科の医療機関と連携が取れる体制が確保されている。
  • 歯科診療における医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っている。

このような診療体制の整備は、スタッフが一丸となって、取り組むことで成り立っています。

今後も、皆様が安心して、安全に診療を受けられますよう日々邁進いたします。

施設案内

待合室
レントゲン室
カンファレンス室
オペ室

オペ室あり

カンファレンスルーム

キッズルーム完備

綺麗な洗面所(治療前に気になる方はお使いください)

治療チェア(半個室で5室)

伝えたいこと

歯医者に行く不安

初めて歯科医院に行く時はとても不安があると思います。

歯医者さんに通っていても、
歯が悪くなる一方

治した虫歯が再発した

数年ぶりに診察すると、
歯周病が進行していた

以前に別の場所で診察されていた方から、このような声をいただきます。
残念ですが、これが多くの方の歯科治療に対する本音のようです。

「悪くなってから治療」から
「虫歯にならない予防」へ

日本と海外との違い

日本地図
日本では

「歯が悪くなってから行こう」と今でも考えられている方が多いと思います。現在の日本の保険医療では、検査・治療・機能回復・形態修復などほとんどの範囲を保険でカバー出来るようになりました。

歯を削り、詰め、被せることで歯科医院は報酬をいただくようになっています。

しかし、「虫歯・歯周病の予防」の分野はまだ保険制度に認められていません。そのためどうしても「治療」中心の診療になりがちで、患者さんもそれが当たり前だと来院される方がほとんどになります。

世界地図
欧米では

「カリオロジー」という学問分野が1950年代スウェーデンで開始され、虫歯の発症、診断、治療法を専門的に考究され、食事の研究から始まり、歯質を強化するフッ素の研究にまで及びました。

アメリカでは虫歯の原因菌の研究が進み、その細菌に効く薬剤の開発や、砂糖の代わりとなり虫歯を防ぐ甘味料なども登場しました。

これらの研究成果を臨床に応用することで虫歯予防は確実に成果を挙げ、2000年を前にして虫歯が激減することになりました。予防歯科のリーダー的な存在であるスウェーデンのアクセルソン博士は“虫歯と歯周病は本来なら稀な疾患である”と言い切れるまでに成果があがりました。

虫歯と歯周病はバイオフィルムにより発生する感染症

バイオフィルムとは多種多数の細菌たちの集合体で細菌同士が連携して栄養、水分などを補給したり、遺伝子情報まで交換しあうことがわかっています。内部構造は安定していて、菌同士は強固に結合し、表面は膜でカバーされていて洗浄剤や殺菌剤などを跳ね返してしまいます。

この集合体のもっとも確実な制圧方は、定期的に機械的に除去することしかありません。言わば力尽くで掻き取るのです。歯科医療の世界で定期管理が特別な意味をもつのは、上記の理由からなのです。

定期管理と適切な歯科医院のかかりかたを習慣にすると生涯自分の歯を失うことは無いのです。

健康管理と生涯を視野に入れた歯科治療

歯科医院にまじめに通院しても虫歯の再発を繰り返す、歯周病は治らない、という実感を持つ方は多いでしょう。それは少し前まで、従来の日本の歯科治療は海外に比べ、治療後どうなるかということを考える視点が欠けていたためと言えます。

天然の歯は一旦削ると虫歯が再発しやすくなり再び歯を削って詰めたり被せたりの治療が必要となり、さらに悪くなれば抜歯に至ることもあるということがカリオロジー(虫歯学)という学問分野では判っています。

また多数の方が歯科医院に行くのが嫌で、痛みや腫れを耐えられなくなるまで我慢して、どうしようもなくなってから駆け込みで受診する傾向があります。これも心身ともに良いはずがありません。

まじめに通院しても虫歯は再発する、駆け込み受診は更に良くない。となると、どうすればよいのか?

「かかりつけ歯科医院」という存在

調査によると90%以上の方が「かかりつけ歯科医院」を決めているとのことです。

本当の意味で「かかりつけ歯科医院」とは「悪くなったらいつでも診てもらえる」歯医者さんではありません。

定期健診とメインテナンスケアをしっかりおこない、個々の患者さんの検査データやリスク診断を保存して、必要があればいつでも情報提供を行うことができる。そのような医院が相応しいと考えます。

適切な定期管理ができる「かかりつけ歯科医院」であれば、若い頃から定期的に健診とメインテナンスケアーを受けることにより、虫歯の再発の予防や歯周病の進行を高い確率で防ぐことが可能です。